広報なかわだ3月号をアップしました

以下はテキスト版を表示しています(写真や図表ならびに議事録詳細などは含まれていません)。完全版(pdf)はこのページ下からアクセスできます。

教会建物大修理と第五地区教会の支援

 令和年代に入り世界が新型コロナ・ウイルス禍により政治、経済に大きな影響が襲いかかり、200万人以上の死者が発表されています。
 中和田教会は丁度この時期に工事契約に入っていました。法律により三密回避が発表され、信徒のミサ参加も三地区制をとり高齢者に配慮するようにしました。工事の見積もりは予定以上の金額になりました。近隣の教会にこのことをお知らせし支援をお願いしましたところ、多額の支援を頂く事ができました。誠にありがたいことです。
 ラファエル・梅村司教様の「COMMUNIO COMMUNIORUM」交わりとしての教会のモットーが実現したと思います。

神 に 感 謝 !!

フランシスコ・ザベリオ 日野 武満 神父

入信志願式が 行われました

 今年の四旬節第1主日(2月21日)の入信志願式はコロナ禍の影響により、去年と同様中和田カトリック教会において執り行われました。地区別のミサとなり参加者は通常の半分にも満たないほどでしたが、4月のような穏やかな天候に恵まれ温かな雰囲気に包まれた聖堂で志願者根本慧子さんは代母の石井悠子さんに付き添われ志願式に臨まれました。
 根本慧子さんは2018年11月から2020年11月まで約2年に亘る入門講座に参加なさり今年の復活徹夜祭に受洗を希望されています。今回の入門講座はコロナ禍の緊急事態宣言を受け4か月の休止もありましたが、最後まで和やかな雰囲気で継続することができたのは同講座担当の小野雅彦さん、共同体の伴走者の皆さん、なによりも求道者の方々の熱意によるものと感謝申し上げます。尚、同講座で受講された他2名の方は去年緊急事態宣言解除後6月に受洗されております。
 また新規に4月10日より第2、第4土曜(午後2時~4時)に入門講座を開講する予定です。この入門講座は横浜教区が薦めるテキストに添って入門講座担当者養成講座を受けた信徒が受け持ち、講座には求道者はもちろんのこと求道者の伴走者として共同体の方々の参加も推奨されています。ご家族、ご友人などでキリスト教について勉強なさりたい方をご存じでしたらお声かけやご一報をお願い致します
 最後になりましたが、今年の洗礼志願者根本慧子さんが4月3日復活徹夜祭に無事受洗なさいますよう皆様のお祈りをお願い致します。

(入門講座担当:今井暁子)

典礼ワンポイント :  『聖書朗読を聴いていますか?』

いつも私たちが主日ミサで使う『聖書と典礼』の編集長 石井祥裕氏が、横浜教区典礼委員会発行の「典礼の風」11号に投稿された「典礼におけるみことば」の一節をご紹介します。

 主日ミサに関してよく指摘されることがあります。「聖書朗読の間、みんなが『聖書と典礼』を見てずっと追いかけている」「実際は聴いていないのではないか」。はては「そのような冊子があるからいけないのだ」とまで言われることがあります。これは『聖書と典礼』は聖書朗読の間に同時に見るものだとしか思われていない場合の現象でしょう。聖書朗読は、もちろん本来聴くものです。本来聴くべきであるのに冊子を見てしまうという自分たちの傾向を考え直してみることが必要ではないでしょうか。聖書朗読の段になって初めて朗読箇所を知るから、そこで聴きながら理解するために紙面の文字を見てしまう……。即時対応主義といえるような姿勢があるのなら、聖書朗読が終わると、たちまち朗読内容など忘れてしまうのではないでしょうか。
 典礼におけるみことばは「味わわれる」ことを求めています。「味わう」とはそこで神と対話することです。その「味わい」のための奉仕が、朗読者や歌唱者のみならず、会衆の一人ひとりにも求められます。 ...

(典礼グループ)

<中和田NEXTの会より>  「祈りの会」 について   

(サークル紹介)
 「祈りの会」と言うとひどく厳めしい感じですが、実はそんなに堅苦しいものではありません。
 「カドフェル修道士シリーズ」という12世紀ころを場面とした推理小説のシリーズがあるのですが、その中で、一般の人々がベネディクト会のカドフェル修道士の属する修道院で行われている聖務日課の夕べの祈りに参加するという場面が度々出てきます。
 私は聖務日課とは修道士や神父様方だけがなさるものとばかり思っておりましたので、
「中世では一般の人々も修道院での祈りに参加していたのね」
と、親しい聖母の園のシスターにお話したところ、
「そうね。それで、バチカン公会議の後、教会では、もっと多くの方々に参加しやすいようにと、ずっと簡単な本も造られているのよ」
と、「朝・晩の祈り(教会の祈り)」という本を見せて下さいました。それで、私達もそのような祈りをしましょうと、湘南台センターで数人の方々と「祈りの会」という名称で小さいグループを立ち上げました。具体的には、「教会の祈り」のうちの、朝の祈りを読み、歌い、そして、5分間の沈黙の祈りをすることにしました。30分ぐらいで終わります。分かち合いはしておりません。
 この会では、マタイ18章:20節の「二、三人の人が私の名によって集まっているところには、その中にわたしがいる」と言うこと、ヨハネ8章:32節の「真理はあなたたちを自由にする」との二つを中心に置いています。
 今回、湘南台センターが閉館となり、祈りの会が消えてなくなってしまうのは残念だという思いがあり、中和田教会が再建なさるのを機に、中和田教会でお許しをいただき、この小さい祈りの会を続けさせていただきたく、このようなことを申し上げた次第です。中和田教会でこのような祈りに興味をお持ちの方がおられ、ご一緒にお祈りいただけましたら本当に感謝です。

(笠島真佐恵)

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