広報なかわだ11月号をアップしました

※ 以下はテキスト版を表示しています(詳細な写真や図表ならびに議事録詳細などは含まれていません)。完全版(pdf)はこのページ下からアクセスできます。

す べ て の 死 者 の た め に

 諸聖人祭、死者の日を迎え、すべての死者が神の国で安らかに憩い、遺族には慰めと希望が与えられますように。
 横浜の埠頭に大型客船が入港して(2020・2月)新型コロナ・ウイルスと言われる感染症者が隔離され、拡大感染してから,約18,000人の死者が出ました。 政治、経済に多大な影響を及ぼし、2021年10月に至り感染者の減少が報じられるようになりました。
 教会のスケジュールも(私が叙階されて以来)初めての経験となりました。横浜港のハンマーヘッドで二回のワクチンを受けたこと、子供のころ受けた天然痘のワクチン接種を思い出しながら、この原稿を閉じることにします。

フランシスコ・ザベリオ 日野武満 神父

「敬老祝賀ミサ」が行われました

 9月12日、昨年は中止になりました「敬老祝賀ミサ」が行われました。
 今年もコロナ禍で非常事態宣言の中であり、また、建物工事開始中でしたが皆様がお集まりくださり、ミサが行われました。ミサ中に病者の秘跡が授けられ、多くの方が受けられました。
 今年の敬老の祝いの該当者は4名の方で、そのうち2名の方が参加されました。ミサの後で参加された信徒の方々全員の記念写真を撮りました。皆様、これからも元気でお過ごしください。

ミサ後の記念集合写真です

~みんなの健康~「その時のために備えること」(第1回)
~リハビリ現場から伝えたいこと~

 新型コロナウイルス感染症がまだまだ世界中で猛威をふるっていますが、この出来事により感染症に限らず健康や病気・けが予防について皆さんの関心が高まっています。
 中和田教会の信徒で、病院の整形外科で理学療法士として日々患者さんのリハビリに関わっている方に高齢者に多い症例を3回に分けてリポートして頂きました。

<Aさんについて>
 高齢者の方の場合の代表的な3つの症例について説明致します。今回はAさんの場合です。
Aさん: 80代後半の女性―転倒により大腿骨頸部骨折。病歴は高血圧。
アパートで独り暮らし、杖を使い買い物や通院、身の回りのことは自分で行っていた。
転倒場所は居間。フローリングの上に座布団代わりにマットを敷いていたが、ある朝反れたマットに引っ掛かり転倒し入院。およそ2か月のリハビリを経て自宅退院したが外出の際付き添いが必要となった。

<日頃からやっておくこと>
(その1)⇒布団の上で準備運動をしてから起きる。
Aさんの転倒は早朝に発生しています。目が覚めた直後は頭も体もボーっとしている状態なので、活性化してから起きるようにします。具体的には今日1日のスケジュールを頭で整理し(できるなら手帳などにメモすると良いでしょう)、足の曲げ伸ばしや腰振り運動を行うと良いでしょう。
(その2)⇒入院に備え、どこに何があるか誰がみても分かるようにしておく。
Aさんは独り暮らしですが、日頃から入院時のために必要なものをまとめておくことをおすすめします。特に女性が患者様の場合に多いですが家事全般を自身で行っていたため、いざ入院となりご主人・ご家族に衣類、衛生用品などを持ってきてもらうお願いをする際、頼まれた人がどこに何があるか分からず困ってしまうことがあります。日頃から家事を分担するか、箪笥・押し入れに分かるようにメモするなどした方が良いでしょう。できれば、前もってバッグにまとめておくと良いですね。
次回は腰椎圧迫骨折の症例についてご説明致します。            (武田洋一)

建設特別献金のお願い

 皆様にはご不便をおかけしておりますが、建設の工事も順調に進んでおります。また皆様のご協力で建設資金も積み上がってきております。しかし、現時点では21年度年初予算に届かない見通しとなっております。
 そこで、バザーに代えて、昨年実施しましたバザー特別献金(建設特別献金)を今年も実施させていただきたく、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
 聖堂入り口のテーブルの上に『建設特別献金』の袋がおいてありますので、献金箱にお入れください。締め切りは11月末ですが、12月でも結構です。(建設委員会)

※ 「広報なかわだ」の完全版(pdf)は下からダウンロードできます。