広報なかわだ1月号(簡略WEB版)

神の母聖マリアの祝日・新年あけましておめでとうございます!

 昨年8月ごろから教会再建工事が始まり、予定が少し遅れて、年明けまでになりました。工事の進展を見つめていますと、物置、駐車場、柵、掲示板、植木等次々と撤去され、ルルドの聖マリア像だけが残っています。屋根上に建てられた十字架は近隣のマンション、アパート、高齢者施設が新築されて見えなくなりましたがそのままにしました。
 2020年のオリ・パラが一年延長されて新型コロナウイルスの蔓延も乗り切りましたが、新しいオミクロン株に対して再び警戒に入っています。
 すべての道はローマへ・・・ローマ~アドリア海(アッビア街道)西暦前429年ローマに疫病が発生する恐怖街道と呼ばれ、アフリカで発症した猩紅熱・・といわれ各国侵略、略奪を行ってきたローマ軍に襲いかかり、戦争の犠牲者以上の死者を出しました。16世紀に入りインフルエンザが発症し、航海中のノミ、シラミ、ネズミ、空気感染、水、汚水問題等が既に取り上げられていました。特に海上貿易による病原菌の拡散は現代に通じるものがあるようです。

フランシスコ・ザベリオ 日野武満神父

新 年 の ご あ い さ つ

 新年あけましておめでとうございます。

 コロナ禍に悩まされ続けながらも、皆さまの絶大なご理解とご協力のもとで進めて来た教会建物再建工事もようやく終わりに近づき、いよいよ<新生>中和田教会の最初の年が始まります。
 教会建物再建については、われわれ信徒の献金積立てや特別献金のみならず、教区本部からの融資金・補助金、ならびに全ての第5地区近隣教会から援助金を頂くなど、暖かいご支援・ご助力を頂いて実現に漕ぎ着けることが出来ました
とくに、これからの中和田教会は近隣教会との連携をさらに深め、「小教区」という枠を超えて「地域、地区における宣教拠点」としてのミッションを担って活動することが強く期待されています。
 中和田教会が帰属する神奈川第5地区で盛り上がりをみせている「司教教書『交わりとしての教会をめざして』への原点回帰」を基軸として、

・「わたしたち 教会共同体 何をしてくれるのか」ではなく、
・「わたしたち 教会共同体 何ができるのか」を

世代を超えてみんなで祈りのうちに考え、議論し、実行に移していきたいと思います。
 新装なった聖堂と小聖堂、そして広い多目的オープンスペースを存分に活用して、名実ともに「地域に根差した開かれた教会」を実現できるように、ご一緒に進んでいきましょう。

 本年も宜しくお願い申し上げます。

教会委員長 小野 雅彦

イ コ ン 「神 の 母」

イコン「神の母」(山下理奈さん作)

 上の写真のイコン「神の母」は大分県竹田市にあるキリシタンホール職員の山下理奈さんが絵具を乾かす期間も入れるとおよそ三年もかけ描き寄贈されものです。山下理奈さんは現在戸塚ゆかりの里に入所されている八乙女すみ枝さんの二女で、子供の頃通っていた母教会である中和田教会にイコンを寄贈したいとのお申し出でした。
 中和田教会の守護聖人は「神の母聖マリア」であり、また元日は「神の母聖マリア」の祭日でもあります。それに合わせたように山下さんから寄贈されたイコン「神の母」を小聖堂に飾ることができ、神様、イエス様、マリア様が新生中和田教会を祝福してくださっているようです。山下さんの熱意とご厚意にあらためて深くお礼を申し上げます。

堅信式 おめでとうございます!

 12月5日(日)藤沢教会にて、中和田教会の石井光希さん(高2)森脇恵美さん(高2)が堅信の秘跡を受けることができました。おめでとうございます。

・今回堅信を受けて神様との距離をより近く感じることができました。今日を迎えるにあたり応援してくださった方々、指導してくださった方々本当にありがとうございました。(森脇恵美)

・私たち夫婦の末娘、恵美が無事に堅信の秘跡を受けることができました。今日の良き日を迎えるにあたって堅信勉強会のリーダーを始め、中和田教会、藤沢教会の皆様、様々な方々に心から感謝いたします。(森脇信行・彰子)

・堅信式ありがとうございました。心からお礼申し上げます。(石井伸雄・奈美江)

・堅信おめでとうございます。この堅信式で神様からの聖霊を受け、より深い絆で結ばれたお二人が、これからも愛と信仰と共に歩んで行くことを心から願っています。これからも神様からのお恵みがたくさん与えられますように。 (代母 石井霞)

・堅信式おめでとうございます。「神様ありがとう」と心の中で唱えながら、日々、あらゆること、周囲の人たちへの感謝の気持ちをもって生活できる心豊かな人になってください。(代母 森田和美)

今年の成人祝賀の皆様です。
おめでとうございます!
パウロ 石崎 尚輝 様    
トマス・アクィナス 保科 貴大 様