広報なかわだ8月号をアップしました

※ 以下は、WEB簡略版を表示しています(詳細な月間予定表や図表ならびに議事録詳細などは含まれていません)。完全版(pdf)はこのページ下からアクセスできます。

祝 聖 母 の 被 昇 天

 耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び・・・万世のために太平を開かんと欲す・・・             (昭和天皇勅諭)

 第二次世界大戦が終了し、77年の平和が続いている日本の国が8月15日の聖母の被昇天[カトリック教会]のお祝い日に当たることは、平和の元后として私たちが主に願い、その願いを聖母マリアによって果たされることと信じています。
 この春から続いているロシアーウクライナ戦争が一日も早く終わるように、聖母マリアの取り次ぎを祈りましょう。

フランシスコ・ザベリオ 日野武満神父

「新しいミサ式次第」の練習を行います

 皆様ご承知のように今年の待降節第一主日(11月27日)から新しいミサの式次第が使われることになりました。
 第二バチカン公会議でラテン語から各国の言葉でミサが行われることになり、日本でも1978年以来現在のミサ典礼書が使われてきました。この日本語版はローマ・ミサ典礼書の全訳ではなかったため、バチカンから暫定的な認証を得て使用されてきたものです。その後ローマ・ミサ典礼書も第三版となり、全訳作業も継続されてきました。その中の一部の日本語訳がこのたびバチカンから認証され、今後「ミサの式次第と第一~第四奉献文」として使用されることになったわけです。(入祭唱、公式祈願、叙唱、拝領唱等は当面従来のものを継続使用します。)
 日本全国で一斉に切り替わりますが、これまで慣れてきた式次第から色々と変更もありますので、中和田教会では混乱のないよう9月から練習を開始したいと考えております。練習はミサ終了後皆さんで変更箇所の確認、読み合わせなどを実施し、可能であればビデオなども使って変更の背景や考え方などの学習もできればと考えております。ミサ後の時間をあまりつぶさないよう、できるだけ効率的に練習部分を分けて実施する等工夫致しますので、皆様どうぞ御参加のほど宜しくお願い申し上げます。
 9月に新しい式次第の資料(公式の冊子は後日)を配布しますので、練習日にはお持ち下さい。なお、練習日は9月、10月の第2、第4日曜日、11月の第1、2、3日曜日、計7回を予定しております。

典礼委員会

「神の愛を証しする力を育てる」 ~私たちにできること~

 6月11日(日)に開催された第五地区および近隣教会地区福祉交流会にて「神の愛を証しする力を育てる」部門の担当司祭石渡神父様が各小教区の福祉部と懇談をお持ちになりたいとの提案があり、調整の結果7月13日(水)午後1時半より中和田教会にて懇親会を持つ運びとなりました。
 当教会からの参加者は福祉G5名、小野委員長、私は証し部門の担当委員として、また進行役として参加させていただきました。
 石渡神父様の自己紹介に続き参加者の自己紹介、その後は参加者から中和田、福祉Gの活動の振り返りと現状を報告していただきました。石渡神父様からも藤沢教会の福祉部の活動を紹介していただきました。教会員が当教会の10倍ほどとあって内容は大規模でありながら、きめ細やかにウクライナ支援を始め今の世相に寄りそった活動をなさっていることが伝わってきました。
 中和田からは「ホームレスへの支援は細々でも続けていくことが大切だ」「受刑者との文通を続けている」「長年活動しているので是非とも若い方たちに交代してほしい」などの発言がありました。
 最後に日野神父様をお呼びしてお茶の時間を持ちました。日野神父様と談笑されている石渡神父様のご様子を拝見しておりましたら親子のような親しさが感じられ私まで嬉しくなりました。しばしば日野神父様のお説教の中に石渡神父様のお話がありましたので、そのご縁もあってか小教区の中で一番に中和田との懇親会が実現できたのかもしれません。
中和田教会の「神の愛を証しする力」を福祉グループに限らず、私たち一人ひとりが共同体の一員として更に育むことができますように。中和田教会に目を留め、出向いてくださった石渡神父様に心より感謝を申し上げます。

(今井暁子)

「モンテッソーリ教材を使った教授法」の勉強会が始まりました

 6月25日(土)に中和田教会で「モンテッソーリ教材を使った教授法」の勉強会が行われました。
 講師は日野神父様で第1回目は大和教会の信徒3名、中和田教会の信徒3名計6名の参加でした。
 日野神父様は1984年から1986年までイタリアで子供の宗教教育(マリア・モンテッソーリ)研修を受けられました。そこで習得された教授法を私たちに伝授してくださる勉強会です。実物教材は以前から保存されていましたので、それを使って具体的に説明してくださいます。
 2000年以上も前のことで日本からは遥か遠い地域の出来事ですから想像することも難しいですが、日野神父様は具体物を手に取って分かりやすく説明してくださいました。これだと子供達も大人でも楽しく理解できます。
 最後の晩餐と祭壇の関係、司祭の着る祭服の色の意味、一年間の暦板、モーゼの律法、イスラエルの地図、イエス様のたとえ話に出てくる「良い牧者と羊」の模型などの使い方を説明されました。
 これからも興味のある方は見学なさってください。

※ 「広報なかわだ」の完全版(pdf)は下からダウンロードできます。