※ 以下は、「広報なかわだ」のWEB版が表示されています(詳細な月間予定表や議事録詳細などは含まれていません)。完全版(pdf)はこのページ下からアクセスできます。
ご昇天祭を迎えて
2024年の典礼暦は三月三十一日が、主の復活祭で例年より早く過ぎました。主の恵みにより二名の洗礼がありました。
四月は新しく出発する(日本の習慣)月でもあります。入学、進学、就職等人生の出発点でもあります。
私も今から58年前、山手教会で【四月二十九日】叙階式を受けた記念日を迎えます。まだ一粒会がなかった時代でカナダの恩人が私の為に援助してくださいました。その時神学校の院長神父様から
『このカリス・バテナをマリエ・ジョンダさんから贈られたので毎年一度ミサの意向を捧げてください』と言われました。【写真】
毎年迎えるこの日は【昭和の日】日本の祝日にもなりました。
司祭叙階の出発の日を主の恵みと憐れみによって現役で迎えることを感謝しています。
フランシスコ・ザベリオ 日野武満神父
入信式(洗礼・堅信・聖体)が行われました
3月30日(土)の聖土曜日(復活徹夜祭)ミサにおいて、お二人の方の入信式(洗礼・堅信・聖体)が執り行われました。
2月に入信志願式が行われましたが、この復活徹夜祭のミサで入信式に至りました。
翌、3月31日(日)の復活の主日で皆様に紹介されました。代母の方々や入門講座関係者の皆様の温かいご指導の賜物と感謝申し上げます。中和田教会の信徒の一員となられたことお祝いし、様々な活動に参加されますようにご期待申し上げます。
第42回横浜教区典礼研修会に参加して
2月12日(月、祝)に藤沢教会で横浜教区典礼研修会に参加いたしました。4年振りに実開催され、藤沢教会の聖堂がほぼ満員となる盛況でした。
講師は宮越俊光氏(カトリック中央協議会・日本カトリック典礼委員会委員)で、テーマは「シンボルで味わう典礼・礼拝」、典礼におけるさまざまな所作やシンボルに込められた意味を学び、典礼の真の喜びを味わいます。
<キリスト教の典礼(礼拝)の「ことば」と「しるし」>
典礼は、霊的なことについての抽象的な概念とは正反対の物をもって行われる。たとえば、パン、ぶどう酒、油、水、香、灰、岩石、織物、色、身体、ことば、音、沈黙、動作、空間、動き、行為、順序、時間、光など。
<聖体拝領の行列と「アーメン」>
聖別されたパンとぶどう酒をキリストのからだと血であると信じる者による信仰告白の行為。 アーメン:「確かに」「そうであるように」という賛同の表明。
<閉祭>
派遣のことば「行きましょう。主の平和のうちに」は、「行きなさい、散会します。ミサから使命を受けて派遣される」の意味です。それぞれの生活の場へ派遣され、そこで使命を果たすことが命じられています。
シンボルを理解することの大切さは、神という見えないものをシンボルを通して具体的なものと認識することです。即ち、典礼の中でシンボルとなった具体的なものや動作によって神を認識することになるわけです。わたしたちは典礼の中にある多くのシンボルの意味を学びとっていく必要があります。
講義の後に、聖歌の歌唱指導が行われました。
最後に全員でミサに与りました。田丸神父様のお説教の中で、イエス様に心を向けることなくしては、典礼もシンボルもその意味を失う、とのお話が印象に残りました。
柳下 政道
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