広報なかわだ6月号をアップしました

 日野神父様が入院されてから既にひと月半が経過しました。一日も早いご快復をお祈り申し上げます。その間、第5地区の神父様方のご厚意により、中和田教会において主日のミサを司式していただきましたが、ミサを行えない主日が3日あり、集会祭儀を行いました。残念ながら、今後もミサに与れない主日があり得ると思います。
 主日の集会祭儀は、司祭が不在の場合でも、神のことばを聴き、すべての人のために心を合わせて祈り、神の愛を証しするために、共同体で集まる機会を提供するものです。「集まること」、そして「神様に賛美と感謝をささげ、霊的に強められること」がキリスト信者に求められます。
 教皇庁は、1988年に「司祭不在のときの主日の集会祭儀指針」を発表しました。これは、司祭がいない場合でも、主日に信者が共同体として集い、主日を祝い、主日をふさわしく生きることができるようにすることを目的としています。
 皆様には、ミサに与れない場合でも、主日にはぜひとも教会で集会祭儀にご参加いただきたいと存じます。

典礼部 柳下 政道

 第五地区では、戸塚、藤沢、片瀬、鍛冶ヶ谷、大船、原宿、中和田の七つの教会と雪ノ下を含めて、毎年春には運動会又は遠足、夏にはサマーキャンプ、冬にはお楽しみ会等を行っています。
 コロナ禍のため5年ぶりに5月19日(日)湘南白百合小学校にて運動会を開催いたしました。当日は曇りでしたが、暑くなくちょうどよい気候になり、小学生25名、未就学児6名の参加で行いました。中和田教会は3名の小学生と1名の未就学児が参加してくれました。
 今回は一粒会より神学生との交流会を運動会でやれないかとの申し入れがあり、打ち合わせの結果、神学生との交流会を兼ねて行い当日は4月に助祭叙階をされたグエップ助祭が参加してくださいました。運動会の前に、グエップ助祭による祈りの祭儀を行い、当日は聖霊降臨の主日であったので、秘跡について子どもたちにわかりやすくお話ししていただきました。
 午前中は片瀬教会で洗礼式があり、片瀬教会の子どもたちが参加できませんでしたが、保護者の方も参加していただき、特にパン食い競争では、助祭も参加して大いに盛り上がりました。
 昼食後、体育館にて、助祭との交流会を行いました。助祭は5人兄弟の末っ子で、ベトナムでは子どもが大きくなると、長男の方から家を出て自立していくので、末っ子が両親の面倒をみるのが普通だそうで、やはり最初は反対されたそうですが、段々と変わってきて許してくれたそうです。
 午後は片瀬教会の子どもたちも参加して、障害物競争、綱引き、リレー等を行い、助祭、保護者の方も参加していただき、楽しい運動会ができました。また、昨年のサマーキャンプに参加した子どもがいて久しぶりに会うことができてうれしかったし、なによりも保護者の方が用具の出し入れ及び道路の安全確認等自発的に協力していただき、私たちはイエス・キリストの名のもとに結ばれているのだと感じながら、最後に参加者全員で今日楽しい運動会ができたことを神様に感謝の祈りをして終わりました。(井上 昭男)

 皆様には日頃一粒会にご協力ありがとうございます。第五地区の七つの教会では、毎年、司祭、修道者召命の実現にむけて祈りのリレーを行っております。
5月 大船教会 6月 鍛冶ヶ谷教会 7月 原宿教会 8月 戸塚教会 9月 中和田教会 10月 片瀬教会 11月 藤沢教会 の順番で行っております。

 今年の要理学校が2月から始まりました。第2主日ミサの日に子どもたちが集まり、指導者の井上さんや神父様方からご指導いただきます。今年は日野神父様が入院されましたので、近隣教会の神父様にもご指導いただいております。