広報なかわだ10月号をアップしました

 皆さまご承知のように、日野武満神父様がご療養中のため、既に数ケ月に亘って第5地区の各教会より司祭方が交代で中和田教会に来られて主日ミサを捧げてくださっています。
 只でさえご多忙を極めておられるなかで快くお引き受けくださっている司祭方、ならびにその実現を支えて支援してくださっている各教会信徒の皆さまに、全ての中和田信徒とともに深く感謝申し上げたく存じます。
 司祭方のなかには必ずしもご健康が万全ではない司祭もおられ、介添え役の信徒の方とともに主日ミサを捧げに来てくださるお姿を拝見するだけで胸がいっぱいになります。本当にありがとうございます。

 私たち中和田信徒は、「共同宣教司牧」という言葉だけではなく、小教区を超えた「共同宣教司牧」の本当の姿を体感的に学ばせて頂いていると感じます。 とは言っても、今はお世話になりっぱなしの状態でしかありませんが、いつか私たち中和田教会共同体も「共同宣教司牧」の一翼を担えるように、前に進んでいきたいと念じております。

(教会副委員長 小野雅彦)

 9月15日(日)に「敬老祝賀ミサ」が捧げられました。
 藤沢教会の河野神父様が司式してくださいましたが、日々リハビリに励みお元気になられた日野神父様もご一緒に登壇されました。
 今年のお祝いの該当者は欠席されましたが、年齢を問わずお互いの健康と長寿を祝いお祈りしました。ミサ後、希望者に河野神父様から「塗油の秘跡」が授けられました。
 ミサ終了後、ホワイエにて行事部の準備された茶話会がもたれました。
河野神父様も喜んで参加してくださり、日野神父様からは感謝のご挨拶がありました。会場の皆様もコーヒーとお菓子等をいただき、久しぶりの談笑を楽しみました。行事部の方々、当日までの準備をありがとうございました。

 今年のサマーキャンプは横浜聖光学院ザビエルセンターで8月1日~3日、二泊三日で行いました。
参加者は小学生が21名、中学生が3名、リーダー8名で行いました。中和田教会からも2名の小学生が参加してくれました。今年のキャンプのテーマはユニークでした。子どもたちは独特な特徴を持っているので、各自がその特徴を集団の中で生かしてもらおうということで決めました。
 二日目の午前中まで、雪ノ下教会のダファダー・ドミニク神父様が帯同していただき、ドミニク神父様からは私たちはだれでも違ったユニーク性を持っており、それを非難するのではなく、お互いに受け入れ認め合うことが大切であることを話していただきました。

 一日目の午後は庭で水鉄砲を使い『的あてゲーム』を班対抗にて行うとドミニク神父様も参加して、みんな水を浴びながら楽しく遊びました。その後おやつをいただき、クラフトで自分の十字架を作りました。みんなそれぞれ考えながら、ユニークなすばらしい十字架を作る事ができました。夜はゲームをやり花火をして、お祈りで一日目が終わりました。

 二日目は午前中根岸森林公園で、昨日作った十字架の仕上げに班ごとに材料を集めに行き、もどってクラフトの仕上げをし、昼食時に戸塚教会の田丸神父様がキャンプに参加していただき、ドミニク神父様が帰られました。昼食後田丸神父様がクレヨンの絵本を使って、友達の大切さを話してくれました。その後、班別に分かれてスタンツ(出し物)の準備をしました。夕食はBBQで食堂の方が外で肉、野菜、焼きそばなどを作ってくださり、みんなワイワイ言いながらいただきました。
 さて、スタンツです。A班は聖書から天地創造を、神様が光あれと言われて昼と夜をお創りになさってからの出来事を劇にして発表しました。B班は聖書の箇所を日本語と英語とを組み合わせてとてもユニークな発表をしました。C班はサルカニ合戦の物語をベースにして物語を作り発表しました。各班とも短い時間で物語を作りセリフを覚え協力して発表できたことは仲間との絆ができ、よい思い出になったことと思います。

 最終日は田丸神父様がサマーキャンプにあわせたミサの内容にしていただき、素晴らしいミサにあずかることができました。この三日間ケガする子どももなく、楽しいサマーキャンプができたことを神様に感謝し、また来年もみんなと会えることを誓い合って終わることができました。
(井上 昭男)