広報なかわだ12月号をアップしました

泉のほとり

 フランシスコ チャン ウォンヨン神父

 11月30日から待降節が始まります。待降節はラテン語の「Adventus」(アドベントゥス)に由来する言葉で、「到来を待つ」という意味を持っています。この時期は教会の典礼暦で新しい年が始まる時であり、イエス・キリストの降誕祭前の4週間を指します。待降節は、歴史上この世に人間としてお生まれになったイエス・キリストの降誕を準備するとともに、世の終わりの日に栄光に満ちた姿で再び来られるキリスト(再臨)を待ち望む、「希望の期間」です。

 待降節には司祭は紫の祭服を着るが、これは回心、節制、そして主の到来を待つ待ち望みを象徴しています。昔は待降節第3主日には、喜びを象徴するバラ色の祭服を着用したりしました。待降節の4週間の中で、第1主日から12月16日までは、再び来られるキリストの再臨に焦点を当て、「目を覚まして待つこと」に重点が置かれます。その後、12月17日から24日までは、イエス・キリストの降誕により直接的に焦点を当て、降誕直前の状況を黙想します。ミサの中にいくつの祈願がありますが、そのミサの意向を最もはっきりと表すのは集会祈願です。そして、もう一つは奉献文中の叙唱のところです。 この叙唱も12月17日から変わりますので、耳を澄まして聞いてみてください。

 また、待降節には4本の待降節ろうそくを設け、毎主日に一本ずつ灯りを増やしていきます。これは、救い主が次第に近づいて来られることを知らせ、希望に満ちた待ち望みの雰囲気を伝える重要な典礼要素です。

 このように待降節の待ち望みは、単なる修練や償いの時間ではなく、救い主が来られるという喜びと希望に満ちた時間です。旧約のイスラエル民族がメシアを切望したように、受肉(インカルナティオ)の出来事を記憶し、敬虔に準備する中で、救いの約束が実現することにときめきを感じる時期です。

 結局、待降節は、四旬節のように回心や悔い改めを強調するよりは回心と節制をもって心を準備しながらも、救い主イエス様をまもなく迎えることになる溢れるほどの希望と歓喜を同時に抱いて生きる時期だと言えます。

 11月16日(日)のミサ中に七五三祝賀が行われました。張神父様が赴任されてからは初めての七五三祝賀でした。子どもたちが集まり、神父様のお祈りと祝賀があり飴を頂きました。
 集まったお子様は6名でした。お子様の健やかな成長を皆で願いお祝いしました。

 11月12日、秋らしくやや肌寒い気候になってきました。今回は羽田空港第3ターミナルに行きました。羽田空港は主に国内線に利用しますが、2010年からは国際線の滑走路が増枠になったため、国際線にも多く利用されるようになりました。そのため施設も外国人観光客のために便利な工夫がされています。飛行機に乗らなくても楽しめるようなイベント、ショッピングが用意されています。
 その中のいくつかをご紹介します。京急羽田空港第3ターミナルビル駅を降りて1Fに行くと、なんと空港内クリニックがありました。「東邦大学クリニック」で誰でも受診できるそうです。また、3Fに上がると出発ロビーには「祈祷所」がありました。各国の宗教のお祈りの場所として設けられているそうです。私達も利用できるそうです。空港内はほとんど外国人観光客が多く、ここは日本なのかと疑問に思うぐらいで、ヒジャブをかぶっている女性の方もチラホラ見かけました。意味の分からない外国語の会話が耳に入ってきました。
 そこからエスカレーターで上がっていくと、「はねだ日本橋」という旅のはじまりを模した江戸情緒あふれる木でできた橋の模型があります。壁には江戸の名所が金色絵具を使って描かれた素晴らしい絵があります。
 そこから展望デッキにいくと青空が見えてきて、世界中からの飛行機の発着を見ることが出来ます。しばし各国の飛行機に見とれて旅行気分を味わいました。
 そこからはエスカレーターで下っていき、「ゴジラ」の展示の未完成状態を発見しました。11月下旬には完成するそうです。「江戸小路」という老舗店をのぞきながらくだり、隣接する「エアポートガーデン」に行き、日本の代表的な老舗の雑貨やお菓子を覗いてみました。そこにはなんとホテルの経営する「天空温泉」があり、日帰りで温泉に入れるそうです。レストラン街では銘々好きな昼食を頂きました。
 秋の日の半日、日頃の話題で盛り上がり楽しんできました。