※ 以下は、「広報なかわだ」のWEB版が表示されています(詳細な月間予定表や議事録詳細などは含まれていません)。完全版(pdf)はこのページ下からアクセスできます。

泉のほとり
フランシスコ 張 瑗鎔神父
皆さん、新年、明けましておめでとうございます。
新年の朝を迎えた今朝、私たちは八日間にお祝いしたクリスマスの八日の祭りを終えながら神の母、聖マリアの祝日を迎えることになります。また、今日は世界平和の日でもあります。特に戦争や内乱や紛争で苦しんでいる人々に平和があることを祈りましょう。私たち皆は平和を望んでいますが、この世に紛争や争いがなかった日は一日もありませんでした。それなら、平和はどのように実現できるでしょうか。平和は共感できる能力から来るものだと考えます。

その事例の中で一つとして良く言及されるものが第一次世界大戦時のクリスマスを迎え一時的な休戦をして敵軍にもかかわらず互いに見合ってクリスマスを祝った出来事です。簡単に紹介すると、1914年7月に始まった第一次世界大戦中、その年のクリスマスを迎え、数カ月にわたる戦闘を経て、戦いに疲れていたドイツとイギリス兵士たちは、双方の合意のもとで武器を置き、「中間地帯」を越えて、敵の兵士たちとプレゼントとしてタバコやお菓子を交換したり、共にクリスマスキャロルを歌ったり、サッカーの親善試合をしたりしたと言います。兵士たちはそうした場面を、故郷へ宛てた手紙に綴りました。たとえばこんな手紙もあります。
これ以上ないほど風変わりなクリスマスを過ごしました。塹壕の外の世界にいたのなら、きっとこんなクリスマスは過ごせなかっただろうと思っています。クリスマスイブはずっと、いつもどおりの銃撃戦が、夜のあいだも相変わらず続いていました。ところが、明るくなり始めてすぐに、双方の銃撃が少しずつおさまっていき、日の出までにはすっかりやんでしまったのです。
この休戦はクリスマスのあいだ終日保たれ、一部では新年まで続いたところもあったと言います。また、この時間を利用して放置されていた遺体を共同で埋葬されたこともありました。各政府の指導者たちは拒否しましたが、兵士たちは、当時のローマ教皇ベネディクト15世が12月7日に呼びかけたクリスマス休戦を実現させたのです。しかし、クリスマスの一時的な休戦は、1915年以降は双方の軍司令部によって禁じられ、第1次世界大戦は、クリスマス休戦のあとも4年にわたって続きます。死者は1000万人以上とされ、さらに数千万人が負傷したり行方不明になったりしたとされています。それでも、百何年前のクリスマスを迎えて一時的な休戦という出来事は希望の光を放ち、お互いを殺さなければならない軍人だとしても人間の本性は生きているということを示しています。
人間には、互いの違いを受け入れ、手を携えられる力があるということです。つまり、共感力という力が発揮される時紛争と戦争は消え、平和は訪れるのです。このような共感能力がない人ほど嫌悪と排除の言葉を吐き出します。互いの違いを受け入れられないからです。
今年の一年は共感の言葉が行き交うことができる平和な一年になりますように。

洗礼式(洗礼・聖体)が行われました
12月24日(水)のクリスマス夜半ミサ中に、お二人の方の洗礼式(洗礼・聖体)が執り行われました。神父様をはじめ代母の方々や共同体の皆様の温かいご指導のもと、これからの中和田教会の信徒の一員となられることをお祝いし、様々な活動に参加されますようにご期待申し上げます。
翌、25日(木)は昼間ミサ後に茶話会があり、自己紹介を聞きながら「マリアカフェ」をきっかけにした方々などとの交流を持ちました。外部からの新しい風を感じることが出来ました。



泉区民Christmas 2025
今年の泉区民クリスマスは中和田教会が会場となり12月7日(日)午後3時よりYouTube動画配信のための公開収録が行われました。観客も含め参加者は総勢90名余りとなり概ね好評をいただき感謝しております。
プログラムは連合聖歌隊の合唱 「ハレルヤコーラス」「さやかに星はきらめき」「いざ歌え」の3曲からスタート、次にクリスマスメッセージを張神父様に「喜びのクリスマス」と題してお話しいただきました。その後は全員で「アシジのフランシスコの平和を願う祈り」の唱和、「きよしこの夜」などクリスマスメロディーを歌いました。
以下、もとカンバーランド泉教会の牧師、潮田先生がSNSに投稿してくださった文章を拝借して、泉区民クリスマスの成り立ちを説明します。
『泉区民クリスマスは25年前、ある1人の方が発起人となって泉区にある6教会、1つのキリスト教幼稚園、2つのYMCA保育園が実行委員会を作り、泉公会堂を会場として20年間続けてきました。コロナ禍以降はオンライン配信となり、そのため公開録画撮りが今年も実施されました。区民クリスマスを通して地域の教会はお互いを知り、親しい交流を続けることになりました』。
一昨年と去年は横浜緑園キリスト教会が会場となりましたし、練習会場は横浜いずみキリスト教会と中和田教会が交代で担当しています。バイオリン演奏をしてくださったのは去年クリスマスメッセージをいただいた白百合福音教会の牧師、鈴木先生です。またプログラム作成、公開録画撮りやYouTube動画作成はYMCAの職員さん、チラシ作成は白百合福音教会が担当してくださいました。
来年も泉区のキリスト教信者が集まり区民クリスマスの集いを実施できますよう、中和田教会の皆さんもご協力をお願い致します。(区民クリスマス実行委員 今井暁子)

※ 「広報なかわだ」の完全版(pdf)は下からダウンロードできます。
